「一生、放送人でいたい」
ラジオパーソナリティ 能美市観光大使
小林 奈々絵 さん
文化放送(東京)のラジオ長寿番組「走れ!歌謡曲」のパーソナリティを10年近く担当し、現在も同局の「大人の歌謡クラブ」などに出演するフリーアナ小林奈々絵さん(42)=東京、能美市大長野町出身=は、昨年12月、同市誕生20周年記念イベントで総合司会を務めるなど、ふるさとの魅力発信に一役買っている。
「小学生の頃、国語の教科書の朗読をほめられ、校内放送の委員にもなって楽しかった」という思い出が、持ち前の美声を生かす進路選択に。小松明峰高卒業後、通信制の自由が丘産能短大(東京)に3年通って卒業。日本コロムビアに入社、受付嬢をしていたが、デモテープ作りで、八代亜紀の代役として仮歌を歌う機会があり、「ヘッドフォンをつけて歌ううち、小さい頃にこんなシーンに憧れていた」ことにフラッシュバックし声優養成所に通った。
2009年12月、文化放送の「走れ!歌謡曲」のオーディションに800人超の中で合格。当時、25歳、その後、深夜2時間の生放送をこなし、中高年のドライバーらを中心に「夜明けのプリティーウーマン」の愛称で人気を集めた。全日空の機内オーディオ番組も担当し、ナレーションには定評がある。
両親が寺井町でステーキ店を営んでおり、調理師免許を持ち、フードアナリストやビールマイスターの資格も。2013年度「食のなでしこコンテスト」でグランプリを受賞。
共作のCD「金沢・愛のパラミシア」「夜明けのリクエスト」も出す。5年前に出産を明らかにし、公式ブログのタイトルは「ななころび八起き日記」。「生放送は人と人の出会いがあり、楽しい。一生、放送人でいたい」と、語る声は明るい。
加能人 令和8年3月号