『転社8回 妻3人』出版
金沢の中谷茂次さんが自分史
宝達志水町出身でコンピュータなど情報システムを扱うカスタマエンジニア(CE)から起業した元会社役員中谷茂次さん(81)が『転社8回 妻3人』のタイトルをつけた自分史を7月16日、加能人社から自費出版した。
県立工業高を卒業後、かほく市の会社に就職1か月で肺結核を患い、電子機器メーカーなど8社を転社、1社を経営、その間、2度離婚した。「親族の割腹自殺、部下の不倫心中…」といった推理小説まがいのサブタイトルをつけたのも波乱万丈の人生を歩んだからに他ならない。
16歳から付けた日記をもとに 自分の人生を振り返り、特異な体験を綴った。過去、加能人社に趣味の海釣りなどの身辺雑記を20数編寄稿しており、合わせて収載した。
価格 1,100円(消費税込)。お問い合わせ・お申し込みは加能人社まで。(送料250円)

旧松任市(白山市)生まれ。幼少期の不慮の事故がきっかけで、中学生の時に日本画を目指す。05年に武蔵野美大卒。在学中に生命力をテーマに巨樹を描き始め、弱さや儚さ移り変わる人間の感情を重ねて表現するため、桜をメインモチーフに選び、東日本大震災の被災地福島県の三春滝桜に10年通い続けた。
